大阪都構想とは?メリットデメリットは?主婦目線で簡単にまとめてみた

大阪都構想 メリット・デメリット

いよいよ2020年11月1日大阪都構想の2度目の住民投票が実施されます。

サニー

テレビや街頭演説で大阪都構想のことをよく言われているけど、結局何が問題なん?

サニー

大阪市と大阪府がなくなるの?

サニー

大して変わらないんでしょ?

そう思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、主婦目線で考える

  • 大阪都構想とは
  • 大阪都構想のメリットデメリット

について簡単に紹介します。

目次

大阪都構想とは?主婦目線で簡単に説明

大阪都構想とは① 大阪府と大阪市の二重行政を解消することが目的

大阪都構想の最大の焦点は、「大阪府と大阪市の二重行政の解消」です。

大阪都が誕生すれば、人口約270万人を抱える大阪市が廃止され、4つの特別区に再編されます。

4つの特別区の区長は行政区のトップとしての権限を持つことになります。

今の区長は大阪市長が任命しているけど、都構想が実現したら、私達の選挙で区長を決めることになるやんで。

二重行政のせいで、今まで無駄な税金が使われてきたって言われてるんや。

選挙で任命された区長は、今までよりも大きな権限を持ちます

区の予算を決めたり、区の条例を提案することなど、行政区のトップとしての判断をすることができるようになります。

今の大阪市の行政区のトップは市長だけ。
都構想が実現すれば、それぞれの区で区長が生まれるから、行政のサービス内容も変わってくるんやで。

大阪都構想とは② 大阪市が廃止され、4つの特別区に再編する

引用 https://www.city.osaka.lg.jp/fukushutosuishin/page/0000489173.html

大阪都構想では、これまでの大阪市24区を4区の特別区される計画です。

サニー

区役所が4つになるってこと?
今までより遠くなって不便じゃないん?

特別区本庁舎は各区に一つだけど、これまでの区と同じような地域自治区の事務所はこれまでの区と同じように設置されるみたいやで。

大阪都構想とは③ 大阪の成長のスピードアップを図る

維新の会が主導して、大阪万博の誘致やインフラの整備が進められてきました。
さらに大阪の成長を加速させるために、住民により身近なことは身近な区で決めるために都構想が必要だということです。

現在は、知事・市長の方針が一致することで連携が強化され、万博開催準備やインフラ整備など、大阪の成長への流れが生まれています。

今後、この成長の流れを止めることなく、また、成長の果実を住民の皆さんに還元していくため、大阪の成長をよりスピーディーに進める体制づくりと、住民に身近なことは身近で決めることができる仕組みづくりが必要です。

引用 https://www.city.osaka.lg.jp/fukushutosuishin/page/0000492418.html
サニー

え?成長の果実ってなに?

そこは引っかからないでいいやろ!(笑)

大阪都構想とは④ 大阪市が持っている権限を大阪府に戻す

引用 https://www.city.osaka.lg.jp/fukushutosuishin/page/0000489173.html

現在大阪市が担っている広域的な事務を、大阪府に移管するなど、行政の役割分担が行われることになります。

4つの特別区は、戸籍や保育・子育て支援、生活保護、小中学校などの住民により身近な事務を行い、大阪府は成長戦略や広域的なまちづくりなどの広域的な事務を行うこととなります。

サニー

保育園や小中学校は大阪市立ではなく、特別区立になるってこと?

そうやで。
例えば、保育園や学校の入園入学の手続きは今まで大阪市で一括してやっていたけど、それができへんようになるかもしれへんで。

主婦が考える大阪都構想のメリットデメリット

大阪都構想の概要はなんとなくわかったかと思います。

次に、大阪都構想のメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。

主婦目線で考えてみたよ

大阪都構想のメリット① 住民のニーズに直ぐに対応できるようになる?

今までの大阪市の行政のトップは大阪市長一人のみでしたが、
4区の特別区になることで、よりスムーズに地域の問題解決が進むようになるかもしれません。

例えば、

  • 保育園に入れない待機児童が多い地域は、迅速に保育園新設や代替施設を確保してほしい
  • 先進的な学校教育を推進してほしい
  • 古くなった市立幼稚園を建て替えしてほしい
  • 市立幼稚園の延長保育を拡充してほしい
  • 放課後のいきいき活動をより充実させてほしい   など

このような、巨大な大阪市ではできないようなことが実現するかもしれません。

子育てしながら働きやすい環境になったらええな~

大阪都構想のデメリット① これまで使えていた公共施設等が使えなくなる?

大阪都構想では、大阪市営の公共施設の廃止が検討されています。

サニー

え?こんなにプールや子育て施設が削減される可能性があるの?

これらの施設が削減されたら、子育て世帯には大打撃です。
大阪市では、子育て支援センターなども拡充されてきたにもかかわらず、削減されるとなると子育て中のママたちはどこに行けばよいのでしょうか?

子育て支援センターで子どもが遊べるし、ママ友もできるし、今はセンターデビューが当たり前だよ。
センターに行けない子達の支援も絶対に必要!

大阪都構想のデメリット② 大阪市独自のサービスが使えなくなる?

大阪市が廃止されたら、大阪市独自の政策がなくなってしまうかもしれません。

こども医療費は1回500円ですんでてめっちゃ助かってる!
これが有料化になったら子育て世帯の負担が増えるやん!

給食費の無償化は絶対継続してほしい!

大阪市はこの数年間で大阪市独自の政策を行なってきました。

敬老パスや塾代補助、子供の医療費助成、給食の無料化など、特に高齢者や子育て世帯には必要なものばかりだと思いませんか?

これらの政策はなくなってほしくはありません。

大阪都構想のデメリット③ 一度大阪市を廃止してしまうと、前には戻れない

大阪市を廃止してしまうと、現在の法律では大阪市に戻すことはできません

「一度やってみてだめなら元に戻す」ということはできません。

大阪市は数回住民説明会を実施しましたが、十分な告知があったでしょうか?

サニー

より丁寧に市民に説明するべきだったんちゃうかな?

まとめ

この記事では、主婦目線で大阪都構想のメリットとデメリットについて考えてみました。

高齢化が進む中、大都市大阪のあり方が問われています。

投票に行こな~

投票に行こう 都構想 住民投票
引用 大阪市・区選挙管理委員会
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この記事を書いた人

大阪に暮らす主婦です。
お得情報や暮らしのお役立ち情報を発信しています。

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