ラグビーワールドカップで注目!日本の若手選手たち

ラグビーワールドカップで注目!日本の若手選手たち

1987年に開催された第一回大会から、今大会で10回目を迎えるラグビーワールドカップ男子大会。フランスにて9月8日に開幕し、10月28日までの51日間に渡って熱い戦いが繰り広げられます。『ブレイブ・ブロッサムズ』こと、日本チームの活躍に、寝不足覚悟で応援しているファンも少なくないのではないでしょうか。最近ではこうした海外で行われている試合も、リアルタイムで観戦できる時代になりました。日本からも、ブックメーカーなどを介してスポーツベッティングを楽しんでいるファンも増えてきていると言われています。

ここでは観る人をみんな釘付けにしてしまう、魅力たっぷりな注目の日本人選手たちをご紹介します。

目次

情熱のキャプテン

ラグビー日本代表のキャプテンである姫野和樹選手。情熱でチームを引っ張る熱い男です。ワールドカップの初戦はけがの影響で欠場しましたが、1次リーグ最大の山場とされたイングランド戦には先発メンバーとして復帰、活躍を見せてくれました。そんな姫野選手、幼少期は経済的に苦しい家庭だったと自ら語っています。いくつものスポーツを体験してはみたものの、中学入学時点で身長170センチだったこともありラグビー部に勧誘されたのが、ラグビーをはじめるきっかけでした。高校時代にはU20セブンズ日本代表に選ばれるなど、才覚を覗かしていた姫野選手ではありましたが、大学の頃は怒られると拗ねてやる気をなくすなど、後年自分でも「全くダメ」と振り返る人物だったそうです。しかしある時、試合に出られなくても愚痴を言わずにやるべきことをやっている先輩を見て自分を恥じ、人として格好良くなろうと心掛けるようになったそうです。大学卒業後はトヨタ自動車ヴェルブリッツに加入。2019年8月にラグビーワールドカップ2019の日本代表に選出されると、日本代表初のベスト8入りに貢献する活躍を見せてくれました。その情熱あふれるプレイはもちろんのことながら、先月28日に行われた対サモア戦では試合前にピッチへ入場する通路で、横にいた上下黒の服を着た少年に手を差し伸べて笑顔で握手している写真がキャッチされるなど、アツい男の姿に世界中の人々が魅了されています。

努力で不可能も可能に

日本ラグビー界のシンデレラボーイとも呼ばれ、注目を集めているのが長田 智希選手です。こう書くと才能あふれるラッキーボーイと勘違いされがちですが、彼はやると決めたことを積み重ね、今大会で夢だった日本代表にたどりついた実力の持ち主でもあります。京都府出身の長田選手がラグビーをはじめたのは中学の時で、当時の長田選手を知る人物によると、決して天才肌だったというわけではなく、苦手だったパスやキックを徹底的に練習するという努力家だったそうです。高校では主将として全国高校大会で優勝し、早大に進むと1年生から活躍、4年生ではキャプテンを務めました。そして埼玉パナソニックワイルドナイツに入団すると、1年目から大活躍を見せます。長田選手の持ち味は何といっても、センターとウイング、どちらのポジションでも役目を果たしきる万能ぶりにあります。試合ごとに背番号を替えながら、そのすべてのポジションでクオリティの高いプレーを遂行し続ける驚異的な能力を備えた選手です。

世界レベルのラグビーを知る男

ジンバブエ人の父と日本人の母のもと、南アフリカで生まれた松島幸太朗選手。日本と南アフリカを往復しながら育ち、南アフリカにいた中学時代にラグビーをはじめました。高校時代は日本で過ごし、全国高校大会では見事優勝。卒業後は多くの強豪大学からの誘いを断って、南アフリカのスーパーラグビーチーム・シャークスのアカデミー部門へと進みます。体格的にも差がある選手たちの中で、フィジカル・メンタル両面を鍛えた松島選手は、この2年を経てタフでパワフルなランナーへと成長していきます。そして日本代表にデビューすると、15年のワールドカップでは第2の母国でもある南アフリカを撃破、続く19年大会ではベスト8進出と、日本代表を新境地に導く活躍を見せてきました。そして20年には「より高いレベルに身を置きたい」と、世界のトップ選手が集まるフランスリーグ『TOP14』のクレルモン・オーベルニュに移籍。さらに実力を開花させていくこととなります。世界トップレベルの選手たちの中で鍛え上げたプレイが特徴です。

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この記事を書いた人

大阪に暮らす主婦です。
お得情報や暮らしのお役立ち情報を発信しています。

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