年末のテレビ番組といえば紅白歌合戦と『ガキの使いやあらへんで!!(以下ガキ使)』と思う方も少なくないのではないでしょうか。
残念ながら今年のガキ使は休止、6時間の生放送を放送すると発表されました。
ファンが多い番組がなぜ休止をすることになったのでしょうか。今回は【笑ってはいけない2021が中止なのはなぜ?休止の理由がやばかった! 】と題して3つの側面から考察していきたいと思います。
笑ってはいけない2021が中止なのはなぜ?
笑ってはいけない2021が中止の理由①視聴率の低下があった?
テレビ番組の打ち切りや中を考えるときにまず思い浮かぶのが「視聴率が取れなくなってきた」ということではないでしょうか。
そこで『ガキの使いやあらへんで!! 笑ってはいけないシリーズ』の第2部(21時〜翌日0時30分)の過去5年間の視聴率をまとめてみます。
2016年 16.1%
2017年 16.3%
2018年 12.8%
2019年 14.6%
2020年 14.1%
2013年の視聴率が17.2%を記録しているので、それと比べると視聴率が下がってきていますが、打ち切りになるとは考えづらい数字です。
ちなみに、2020年の大晦日の視聴率は紅白歌合戦に次いで第2位、つまり民放では1位だったようです。
こう考えると視聴率が大きな要因と考えるのは難しそうです。
笑ってはいけない2021が中止の理由②企画全体がマンネリ化してきた?
ガキ使についていろいろな意見がありますが、やや多めに目にするのが「マンネリ化してきて面白くなくなってきた」という声です。
長年同じメンバーでやっている番組なのでマンネリ化してきてしまうのは致し方ないところもありますが、これは中止の要因の一つと言えそうです。
笑ってはいけない2021が中止の理由③内容がBPOの審議があり、継続が難しくなった?
BPOとは
『放送における言論・表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する、第三者の機関です。
主に、視聴者などから問題があると指摘された番組・放送を検証して、放送界全体、あるいは特定の局に意見や見解を伝え、一般にも公表し、放送界の自律と放送の質の向上を促します。
※BPOはNHKと民放連によって設置された第三者機関です。』
BPOのHPより引用
そのBPOが2021年8月に『「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」が審議対象に』と発表しました。
直接的にガキ使を示しているわけではありませんし、番組関係者もBPOと今回の中止は関係ないとしています。
しかし、「笑ったらお尻を叩かれる」という番組の性質上、番組の継続は難しくなってきてしまったのではないでしょうか。
視聴者(親世代)がテレビを見ている子どもが真似するのを懸念する気持ちもよくわかりますが、これまでできていたことができなくなるのは残念ですね。
ネットの声
笑ってはいけないシリーズの休止について、ネットでは様々な声が上がっています。
ネットでは残念がる声が寄せられています。
それに対して打ち切りでは?というコメントも寄せられていました。
まとめ
以上【笑ってはいけない2021が中止なのはなぜ?休止の理由がやばかった! 】と題して3つの側面から考察してきました。
この他にもダウンタウンさんをはじめ出演者の皆さんが年齢的に厳しくなってきていることなども声がありました。またコロナ禍において撮影の難しさもあったそうです。
仮に年齢や、マンネリ化が原因なのであれば1年チャージして、来年スケールアップした「笑ってはいけない」を是非見たいですね!