世界的に人気の動画配信サービスNETFLIX。「ストレンジャーシングス」などのオリジナルドラマも手がけており、他にも世界中の映画やドラマを視聴できるサービスです。その中にはもちろんアニメも含まれており、「斉木楠雄のサイ難」や「NARUTO-ナルト」なども視聴できます。今回は、そんなNETFLIXアニメの中でも特に評判の「ヴァイオレットエヴァーガーデン」について紹介していきます。
ヴァイオレットエヴァーガーデン
本作は、暁佳奈原作の小説で2015年〜2020年まで刊行された全4巻のファンタジー・群像劇作品です。出版社は、日本屈指のアニメ制作会社「京都アニメーション」。2018年にはアニメ化され、2019年と2020年には「劇場版 ァイオレットエヴァーガーデン」が公開されました。
京都アニメーションの作品は、映像美やクオリティの高さなど様々な要因から「京アニクオリティ」という言葉が存在するほど有名です。本作「ヴァイオレットエヴァーガーデン」も映像美が凄く、ストーリーも相まって、Netflixおすすめアニメランキングで常に上位にいる作品です。
ヴァイオレットエヴァーガーデンのあらすじ
人々に深い傷を負わせた東西南北の大陸戦争が終結して数年。
戦場を駆け巡って「武器」として扱われ育った少女・ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、戦場で両腕を失い、義手をつけることを余儀なくされる。
戦うことしか知らなかった彼女にも、かつて戦場で誰よりも大切な人・ギルベルト少佐がいた。
退院後のヴァイオレットは、ギルベルトの友人であるホッジンズの下で働き始める。ホッジンズは、C.H(クラウディア・ホッジンズ)郵便社の社長で、ヴァイオレットを自動手記人形として雇う事に。
戦場で最後に、ギルベルト少佐がヴァイオレットに聞かせた「愛してる」の言葉。C.H郵便社で働きながら、仕事と日常を通じて、人々と触れ合いながらその言葉の意味を探していく。
ヴァイオレットエヴァーガーデンの魅力
本作の魅力は、挙げたらキリがないと言っても過言ではないほど多くあります。ですので、今回は筆者が思うヴァイオレットエヴァーガーデンの魅力を2つだけ紹介します。
ヴァイオレットの成長
戦うことしか知らなかった主人公・ヴァイオレットが、たくさんの人と触れ合いながら精神的に成長していくというところです。
「武器」として育てられた彼女には"感情"がほとんど無く、思いやりなどは全くない。そんな彼女が人の思いを代筆する自動手記人形として、様々な感情と触れ合い、ギルベルトの残した言葉の意味を探していきます。「武器」ではなく、「人」に戻っていく彼女の姿に心を打たれます。
映像美
まさに京アニクオリティと言わんばかりの映像美で描かれている本作は、ストーリーも相まって素晴らしいアニメになっています。風景画などはもちろんですが、繊細な心理描写なども美しく描かれています。
登場人物と声優
本作の登場人物は個性的なキャラクターが多く、それぞれが様々な理由で自動手記人形として働いています。友情や恋心、様々な思いが絡み合い、そんな職場でヴァイオレットは成長していきます。
主要人物
ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依
クラウディア・ホッジンズ:子安武人
ギルベルト・ブーゲンビリア:浪川大輔
C.H郵便社
カトレア・ボードレール:遠藤綾
ベネディクト・ブルー:内山昂輝
エリカ・ブラウン:茅原実里
アイリス・カナリー:戸松遥
最後に
最近は、「SPY×FAMILY」や「異世界おじさん」などの新作アニメが数多く登場していますよね。本作「ヴァイオレットエヴァーガーデン」は、劇場版も含めNetflixで視聴できるので、まだ見てない方はぜひこの機会に見てみてはいかがでしょうか?