2021年12月5日、待ちに待った鬼滅の刃遊郭編がスタートしました!
無限列車編の人気が冷めやらぬ中、新たな章の開幕ということでまだまだ盛り上がる鬼滅の刃ですが、新たな登場キャラクターや声優陣はもちろん、そのオープニングやエンディングにも注目が集まっています。
中でも鬼滅の刃遊郭編の主題歌「残響散歌」(読み方:ざんきょうさんか)に関しては、担当アーティストの事前の発表があったり、予告編の中でもちらほらと聞こえてきていましたが、これがカッコいいと公開前から期待の声が多数上がっていました。
そしていざ公開されたオープニングは、それはもうカッコ良すぎました!
音楽とキャラクターとの相乗効果でかなりいいものに仕上がっていましたよね!
今までのものとは違った雰囲気になっていて、今回の主要キャラクターである音柱の宇髄天元にぴったりのド派手な演出が特徴的です。
その完成度の高さに、竈門炭治郎役を務める花江夏樹さんも大興奮していました。
今回はそんな鬼滅の刃遊郭編の主題歌「残響散歌」について詳しく調査していきたいと思います。
「残響散歌」の読み方とは、そしてその意味とは?
また作曲の飛内将大とはどのような人なのか?
様々な角度から徹底調査していきましょう!
鬼滅の刃遊郭編の主題歌「残響散歌」の読み方は?
鬼滅の刃遊郭編のの主題歌「残響散歌」の読み方は「ざんきょうさんか」です。
とても疾走感溢れる楽曲ですよね!
MVも鬼滅の刃遊郭編がイメージされた煌びやかなものになっており、話題を呼んでいます。
歌っているアーティストはAimer(エメ)さんですが、これまで多くの作品をリリースし、過去にアニメ主題歌も数多く担当してきた注目のアーティストです。
残響散歌はAimerさん20枚目のシングルにあたりますが、発売前の配信の段階ですでに大きな話題となっており、ファンの間でも大人気の楽曲となっています。
鬼滅の刃遊郭編については、かなり早い段階で担当アーティストが発表されました。
これまではLiSAさんが担当してきましたので、Aimerさんの発表には少し驚きの声もあったようですが、この楽曲を聞けばそれは大満足この上なしですよね!
残響散歌は遊郭編が放送された翌日の12月6日より、CD発売に先がけて配信がスタートしましたが、初週DL数9.3万回を記録し、12月15日発表のオリコン週刊デジタルシングル(単曲)ランキングにて、初登場1位を獲得しました。
このことからも、残響散歌は多くの方にとっても期待通りの楽曲となっていることが分かりますね。
実際に世間からも
など、多くの反響が上がっています。
個人的にもこの楽曲はとても気に入っています。
鬼滅の刃遊郭編のオープニングもすごく好きで、オープニングだけ何度も繰り返し見てしまうほどにはハマっています。
彩り豊かな音にAimerさんのやさしく力強い声が中毒性抜群なのですよね!
まだまだしばらくはハマり続けそうです!
鬼滅の刃遊郭編の主題歌「残響散歌」意味は?
ここでは、鬼滅の刃遊郭編の主題歌「残響散歌」の意味について調べていきたいと思います。
※ネタバレを含みますのでご注意ください!
この曲は全体的にやはり遊郭編の主役となる宇髄天元がイメージされた楽曲になっていて、歌詞の至る所にそのイメージが散りばめられています。
曲調の煌びやかな感じは、遊郭のイメージそのものですし、別名派手柱とも言われるド派手好きな宇髄天元にもぴったりですよね!
これまでも無限列車編や、劇場版鬼滅の刃では炎柱である煉獄杏寿郎がイメージされた楽曲が使われてきましたが、今回もその流れに沿っている形ですね。
「残響散歌」という題名に関してですが、これは、
“どんなに暗い感情も どんなに長い葛藤も 歌と散れ 残響”
「残響散歌」
という歌詞から来ているものだと思われます。
歌詞と題名、どちらが先に出来たのかは分かりませんが、この歌詞にこの楽曲の全てが詰まっているといっても過言ではないと思います。
炭治郎はじめ、善逸、伊之助にも、もちろん宇髄天元にも、それぞれ抱える辛い過去がありますが、そのようなものは歌となって散ってしまえ、という天元の思いが歌詞になっているように思えます。
そしてそんな自分自身の背中を見て、炭治郎たちに成長していって欲しいとする柱としての思いが”残響”に現れているのではないかと思います。
これは無限列車編での煉獄さんにも共通するところがありますね。
さらに歌詞について1つ1つ見ていくと、かなり鮮明に音柱、宇髄天元が見えてきます。
“派手に色を溶かす夜に 銀朱の月を添えて”
「残響散歌」
は、銀色の髪の毛に赤い目をしている宇髄天元の見た目を表していますね。
また最後の大サビ
“曖昧すぎる正解も 譜面にして”
「残響散歌」
は、戦いの終盤で宇髄天元が完成したと口にする、宇髄独自の戦闘計算式「譜面」のこと。
“選ばれなければ選べばいい”
「残響散歌」
は、宇髄天元の過去を表していると思います。
妓夫太郎に「選ばれた才能だ」と言われた天元は過去のことを振り返り、自分には選ばれた才能などないと言います。
忍びの家系に生まれた天元は、厳しい訓練に耐え、父親の思惑により自分の兄弟を殺してしまい、そのことをずっと後悔していました。
そんな中生き残った弟の姿は無機質な父親の姿そのもの。
自分はそんな人間になりたくないという思いから鬼殺隊に入隊し、様々な葛藤や矛盾を抱えながら戦っていました。
天元は、忍びたるもの命をかけて当たり前、葛藤や矛盾を抱える者は弱いという価値観のもとで育ってきたので、その価値観を否定しながら戦いの場に居続けていたのです。
以上からこの歌詞は、家柄は選ぶことができないけれども、自分の人生は自分で選ぶ、という天元の決意と覚悟を表していると言えるのではないかと思います。
さらに2番のこの歌詞、
“この先どんな辛い時も 口先よりも胸を張って
抱いた夢の灯りを全部 辿るだけ
逃げ出すため ここまで来たんじゃないだろ?”
「残響散歌」
には、天元から炭治郎たちへのメッセージが描かれているのではないでしょうか。
胸を張っての部分なんかは、煉獄さんの名言を彷彿とさせますよね。
このように鬼滅の刃遊郭編の主題歌「残響散歌」には、歌詞の至る所に宇髄天元を表す言葉が散りばめられています。
他にもよく見ると、遊郭編で出現する上弦の陸、堕姫を表しているのではないかと思われる箇所があったりして、とても奥深い歌詞になっています。
煉獄さんから受け継がれたものを、引き継いでいく天元と炭治郎たち。
それぞれが強い思いを持って戦いに挑んでいく姿がしっかり描かれていて、尚且つ疾走感と彩り溢れた曲調も合わさって、この鬼滅の刃遊郭編がとてもよく現されているのではないでしょうか。
この曲がさらに遊郭編を盛り上げてくれていることは間違いないですね!
とても素敵な楽曲です!
鬼滅の刃遊郭編の主題歌「残響散歌」の作曲者は飛内将大!
そんな素敵な楽曲「残響散歌」を作曲したのは飛内将大という方です。
飛内将大さんはAimerさんやYUKIさん、ゴスペラーズなどへの楽曲提供や、CMや映像コンテンツの制作などを行う音楽プロデューサーです。
Aimerさんとはこれまでに10作品以上コラボされているので、お馴染みのメンバーといった感じですね。
とても多くの作品に参加されているイメージの飛内さんですが、音作りに迷いがないとのことで、曲のストックはなんと1万曲にも上るそうですよ!
ギターや鍵盤など、多くの楽器を演奏することができるそうですが、曲作りの際は多くの人の琴線に触れることができるかどうかを軸にしているとのこと。
鬼滅の刃遊郭編の主題歌である「残響散歌」においては、ふんだんに取り入れられたピアノの音と、疾走感溢れるドラムの音が特に印象的ですよね!
このような曲は飛内さんの曲作りの中でも新境地とも言われています。
遊郭編の舞台となる夜の街と、宇髄天元の煌びやかな様子から、このようなアプローチになったのではないかとのこと。
これまで見てきたように、「残響散歌」はこの鬼滅の刃遊郭編にぴったりな1曲になっているので、このアプローチは大成功していると言えますね!
まとめ
今回は鬼滅の刃遊郭編の主題歌「残響散歌」について、読み方やその意味など、徹底調査してきました。
調べてみると
- 鬼滅の刃遊郭編の主題歌「残響散歌」の読み方は「ざんきょうさんか」
- 鬼滅の刃遊郭編の主題歌「残響散歌」は遊郭編における主要キャラクター宇髄天元を表した楽曲になっている
- 鬼滅の刃遊郭編の主題歌「残響散歌」を作曲した飛内将大は数々の有名アーティストへの楽曲提供を行う人気音楽プロデューサーである
ことがわかりました!
まだ始まったばかりの鬼滅の刃遊郭編。
今後も新たなキャラクターが登場したり、物語も進展していくにつれて見逃せないシーンが満載です!
まだまだ楽しみな鬼滅の刃遊郭編!
主題歌とともに一緒に盛り上がっていきたいですね!