俳優でミュージシャン、そして文筆家の顔を持つ星野源さん。
その活躍は留まるところを知らず、今や世界中でその名を轟かせています。
そんな星野源さんですが、過去にいくつもの病気を患っていたことをご存知でしょうか。
数年前、くも膜下出血による活動休止は大きなニュースとなりました。
その時の星野源さんの病気エピソードは実に壮絶なものだったようですが、実はその他にも罹患していた病気があるようなのです。
今回はそんな星野源さんの病気エピソードを徹底調査していきたいと思います!
目次
星野源の病気エピソードがやばい!
星野源さんは過去に4つの病気を患ったことがあるようです。
- くも膜下出血
- 耳介血腫
- パニック障害(不安神経症)
- モニカ病(突発性肛門痛)
それぞれの病気エピソードと共に見ていきましょう!
星野源の病気エピソード1:くも膜下出血
星野源さんは2012年12月、くも膜下出血により倒れ、活動休止を余儀なくされました。
くも膜下出血とは
“脳動脈瘤と言われる血管のふくらみがある日突然破裂することによって起こります。”
https://www.akita-noken.jp/general/sick/brain-nerve/page-2062/
生存率は約50%と言われ、20%の方も後遺症が残る可能性が高いようです。
当時はアルバム制作のレコーディング中で、頭痛を感じながらも鎮痛薬で治め、なんとかすべての収録を終えた源さん。
スタッフの拍手を聞いた瞬間、急に視界がぐにゃっと曲がったと言います。
同時に頭をバットで殴られたような激痛が走り、そのまま倒れ込み、救急搬送されました。
担当医は源さん本人には「絶対に助かります」と励ましの言葉を送ったものの、周囲の関係者には「後遺症の可能性も含め、全快は難しい」と話していたほど、病状は重かったようです。
手術は無事に成功しましたが、その後には壮絶な痛みとリハビリが待っていました。
このとき集中治療室で過ごした特に壮絶な3日間について、
“集中治療室で、『動いちゃだめです』って言われて。天井だけ見つめてじっとしてると、自意識で爆発しそうになるんですよ。自分がどうなっちゃうんだとか、今までこうしてたからこれがいけなかったのかなとか。(中略)自分のことばっかり考えすぎちゃうのって、辛いんだなって”
https://realsound.jp/2014/02/post-317.html
と語っています。
休むことなくやってくる頭痛と吐き気でなかなか眠れない中、動くこともできずただベッドに横たわっていることしかできないなんて、身体的にも精神的にも想像を絶する辛さだったことと思います。
このときの経験は後に出るシングル「地獄でなぜ悪い」の元になっています。
このことを知ってから聴くと、また違った印象になりますよね。
そんな大変な入院期間を経て、2月には仕事復帰されました。
その後のラジオ収録の際には、
など、倒れてよかったと思うことがたくさんあると話しています。
また同時にこの時に
“「いつか死ぬ――それが身近にわかったので、周りの目を気にせず、より好きなことをやっていきたいと思うようになりました」”
https://realsound.jp/2014/02/post-317.html
とも話していました。
どんなこともプラスに捉えることができる源さんの柔軟さと強さを窺い知ることができますね!
しかし同年6月、その後の定期検診で再発を告げられ、新たな手術のため、2度目の活動休止となります。
2度目の手術は1度目よりも難しいものだったそうで、担当医も「助かるかはわかりません」とのことでしたが、こちらも無事に成功し、2014年完全復活を遂げました。
担当医からも完治の診断をもらい、再発率も普通の人よりも低いほどだと言います。
くも膜下出血という完治が難しい病気にかかりながら、後遺症もなく、現在に至るまで活躍を続けられているのは奇跡に近いですね!
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星野源さんは2019年に耳介血腫という病気になっています。
耳介血腫とは
“外耳道と外耳で構成している耳介。その皮膚と軟骨の間に血液がたまって腫れたのが耳介血腫です。柔道、相撲、レスリング、ラグビーなどの選手にしばしばみられるスポーツ外傷です。”
引用:http://www1.ehime.med.or.jp/jibika/htm/hnavi/hnavi_004.htm
ワールドツアーの帰りの飛行機の中で耳に違和感を感じ、その後、病院を受診して発覚したようです。
その治療は注射器で耳の中に溜まっている液体を吸い取るというもので、源さんは麻酔無しでその処置を行ったそうです。
想像するだけで痛いですね…
星野源の病気エピソード3:パニック障害(不安神経症)
星野源さんは学生時代、パニック障害(不安神経症)を患っていたようです。
パニック障害とは
“実際には何も特別な事態が起きていないのに、突然不安に襲われ、胸がドキドキして苦しくなったり、めまいや震えなどの発作(=パニック発作)が出てきたり、日常生活に支障が出る状態を言います。”
引用:https://www.mental-clinic.net/disease-name/dn-no06
少年時代にいじめられた経験からパニック障害を発症し、精神安定剤を服薬していたようです。
学校にも行けず、外出することもできなくなったとか。
高校時代までその症状は続きましたが、クレイジーキャッツ「だまって俺についてこい」という曲との出会いが源さんの救いになりました。
星野源さんは、自分も同じような境遇にある人たちにとって、そのような存在になれたらとの思いで活動しているようです。
星野源の病気エピソード4:モニカ病(突発性肛門痛)
星野源さんはかねてより、モニカ病(突発性肛門痛)に悩まされていました。
突発性肛門痛とは、
“肛門に明らかな異常、病気がないのに突然肛門の奥の方が痛くなる病気です。”
引用:https://www.sakura-medical-clinic.com/idiopathic-anal-pain/
この痛みを我慢している時の格好が、吉川晃司のモニカに似ているので、源さんがモニカ病と名付けました。
モニカ病(突発性肛門痛)の原因は分かっていないようですが、ストレスが原因という一説もあり、多忙を極める源さんだからこその病気と言えるかもしれませんね。
星野源「SUN」に込めた思いとは!
さてここまで星野源さんの病気エピソードを見てきましたが、人生の中で様々な病気と戦ってきたことがわかりました。
一番大きいのはやはり2012年のくも膜下出血による活動休止ではないかと思います。
この大病がきっかけとなってできた楽曲が、先述の「地獄でなぜ悪い」とその次のシングル「SUN」です。
「地獄でなぜ悪い」は源さんが病床に臥せっていた時のありのままの感情を歌った楽曲。
「SUN」はその病気を経て、いろいろな人が楽しんでくれるような音楽を作りたいと思うようになったという源さんの意思表示が感じられる楽曲になっていると思います。
こちらの動画でも「SUN」が生まれた背景について、自身の療養時に久しぶりに聞いたQUEENの曲を引き合いに、自分も誰かを楽しませる曲を作りたいと思うようになったと話しています。
“僕たちはいつか終わるから、踊る、今”
星野源「SUN」
という歌詞からも、死の淵を経験した星野源さんだからこその力強さ、頼もしさのようなものを感じます。
明日がちょっとだけ憂鬱な人も、源さんと同じように病床にいて明日が不安な人も、きっとこの曲が寄り添ってくれるはずですね。
まとめ
今回は星野源さんの病気エピソードと、その大病を経て作られた楽曲「SUN」に込められた思いについてまとめました。
調べてみると
- 星野源さんは過去に4つの病気エピソードがあり、中でもくも膜下出血による活動休止はかなり大きなものだった
- 「SUN」という楽曲には、これからはいろいろな人に楽しんでもらえるような曲を作っていきたいという思いが込められている
ことがわかりました。
病気はストレスや疲れによるものも多々あります。
今後もずっと源さんの活躍を楽しみにしているので、是非とも体にだけは気をつけて活動していただきたいですね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!