毎日使うドライヤーだからこそ、「すぐに壊れた」、「髪がパサパサになった」という失敗は避けたいですよね。しかし、市場には「買ってはいけない」ドライヤーが存在することも事実です。
この記事では、後悔しないためのドライヤーの見分け方から、注意すべき具体的な特徴、そして本当におすすめできるモデルまでを徹底解説します。
買ってはいけないドライヤーの4つの特徴
まずは、避けるべきドライヤーに共通する「4つの特徴」を押さえましょう。
見た目や安さだけで選んでしまうと、購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。
以下の特徴に当てはまるものは、購入を見送るのが賢明です。
| 特徴 | 具体的なデメリット・リスク |
| 保証期間が短い | ・半年以内に故障しても修理できない場合がある ・修理費が本体価格より高くなるリスクがある |
| 価格と品質が不釣り合い | ・極端に安い（2,000円以下）と風量が弱く故障しやすい ・高すぎるのに自分に不要な機能ばかりついている |
| 機能が少なすぎる | ・風量や温度の調整ができず、髪や頭皮を傷める ・ヘアケア機能がなく、乾かすだけで髪がパサつく |
| サイズや重さが合わない | ・重すぎて（700g以上など）腕が疲れる ・コードが短すぎてコンセントから届かない |
ドライヤーは長期間使う家電です。
特に「保証期間」は重要で、最低でもメーカー保証が1年以上あるものを選びましょう。
極端に安い製品や無名メーカー品は、数ヶ月で壊れて結局買い直すことになるケースが多いため注意が必要です。
避けるべきメーカーや商品の見分け方
「買ってはいけない」と言われるメーカーや商品には、明確な傾向があります。
特にネット通販などで購入する際は、以下のポイントをチェックリストとして活用してください。
特に、聞いたことのないメーカーの商品は、購入前に必ず口コミや会社の情報を調べるようにしましょう。
無名メーカー・格安メーカー
「とにかく安ければいい」という人以外には不向きです。
性能が低く、動作がもたつく、耐久性が低いといった報告も多いようです。
海外メーカー（並行輸入品など）
サポート体制が国内にない場合、故障時に対応してもらえません。
日本の電圧や安全基準に適合していない可能性もあるためおすすめしません。
極端な高機能・高価格モデル
「すべての機能を使う」という自信がある人以外は持て余します。
操作が複雑で、結局シンプルなモードしか使わなくなることが多いです。
価格だけで判断せず、「信頼できるサポート体制があるか」、「自分に必要な機能か」を見極めることが大切です。
注意が必要な高級ドライヤー5選
「高いドライヤーなら間違いない」と思っていませんか？
実は、人気の高級ドライヤーの中にも、使う人を選ぶ「注意が必要なモデル」が存在します。ここでは、高級ドライヤーを購入する前に知っておくべきデメリットを整理しました。
| 製品名 | 注意点・デメリット | おすすめできない人 |
| レプロナイザー (107D Plus等) | ・価格が非常に高い（10万円超えも） ・重い（約750g） ・折りたためない | ・コスパを重視する人 ・軽さを求める人 ・深刻な髪の悩みがない人 |
| ダイソン (Supersonic) | ・仕上がりが少しパサつきやすい ・価格が高め ・風量が強すぎてセットが難しい場合も | ・しっとりした仕上がりを好む人 ・風量調節が苦手な人 |
| シャープ (プラズマクラスター) | ・ボタン配置などの操作性に難ありとの声も ・まとまり感が物足りない場合がある | ・直感的な操作性を求める人 ・圧倒的なツヤ感を求める人 |
| Zuvi Halo (コードレス) | ・バッテリーが短い（強風で約13分） ・本体が重い ・風が冷たくクセが伸びにくい | ・ロングヘアの人 ・しっかりブローしたい人 |
| ヤーマン (リフトドライヤー) | ・「リフトアップ」機能はドライヤーに不要との声も ・音が大きい | ・純粋なドライヤー機能を求める人 ・静音性を重視する人 |
これらは決して「悪い商品」ではありませんが、「価格に見合う価値があるか」、「自分のライフスタイルに合っているか」を慎重に考える必要があります。
例えば、レプロナイザーはハイダメージ毛には効果的ですが、健康な髪の人にはオーバースペックで「重くて高いだけ」と感じるかもしれません。
失敗しない！良質なドライヤーの選び方
では、どのような基準で選べば失敗しないのでしょうか？
ここでは、個人的におすすめしたい、間違いない「選び方の基準」をリスト化してみました。
| 選び方のポイント | 推奨基準・チェック内容 |
| 保証とサポート | ・最低でもメーカー保証が1年以上あるもの ・パナソニックやリファなどの国内メーカーは修理対応が手厚く安心 |
| 重量（サイズ） | ・500g以下を目安に選ぶ ・特にショート〜ミディアムヘアの人は、軽さを重視すると腕が疲れず快適 |
| 風量・温度調整 | ・風量だけでなく、温度も調整できる機能は必須 ・「自動温度調整」や「スカルプモード」があると熱ダメージを防げてベスト |
| 価格バランス | ・目安は5,000円〜30,000円程度 ・この価格帯なら、十分な機能と耐久性を兼ね備えた良質なモデルが見つかる |
「大風量」、「軽量」、「温度ケア」。この3つのバランスが取れているものが、最も後悔しないドライヤーだと思います！
ドライヤー選びで迷ったら？人気モデルの疑問を解消
選び方の基準は分かっても、SNSやメディアで話題の特定のモデルについて、「実際どうなの？」と迷ってしまうこともありますよね。
ここでは、購入前によくある人気モデルに関する疑問について、詳しく解説します。
田中みな実さんも愛用！注目のモデル
美容への感度が高い田中みな実さんが愛用しているドライヤーとして報じられているのが、パナソニックの「ナノケア」シリーズです。
ご本人は「学生時代から使っている」、「軽量で風量もしっかりしている」と評価されており、プロの現場だけでなく、美容にこだわる個人ユーザーからも長く信頼されていることが分かりますね。
人気2大モデル「絹女」と「ナノケア」の選び分け
ランキングで常連の「絹女（KINUJO）」と「ナノケア」。どちらも非常に優秀ですが、得意とするポイントが異なります。
自分の重視するポイントに合わせて選んでみてください。
| 比較ポイント | 絹女（KINUJO） | ナノケア（Panasonic） |
| 重視する点 | 速乾性・軽さ | うるおい・まとまり |
| 特徴 | 驚くほど軽く、大風量ですぐに乾く | 高浸透ナノイーでしっとり仕上げる |
| こんな人におすすめ | ・腕が疲れるのが嫌な人 ・とにかく早く乾かしたい人 | ・髪のパサつきが気になる人 ・しっとりした質感が好みな人 |
どちらを選んでも失敗の少ない優秀なドライヤーですが、「軽さなら絹女」、「保湿ならナノケア」と覚えておくと選びやすいですよ！
まとめ
買ってはいけないドライヤーには、「保証が短い」「重すぎる」「機能不足」といった特徴があります。毎日の髪のコンディションを左右するアイテムだからこそ、今回ご紹介したポイントを重点に選んでみてくださいね。
