デコふりを店舗で見かけなくなったと感じている方もいらっしゃると思います。手軽にカラフルな食事が作れてお弁当作りの味方なので、販売中止してしまったのかが気になりますね。そこで、デコふり販売中止の理由や現在も買える店舗があるかどうかを調査しました。さらに代替品やレシピもまとめています。
デコふりが販売中止?手に入れるには?
デコふりは販売中止していません。はごろもフーズのサイトにはデコふりスペシャルサイトもあり、2025年10月現在、そこからレシピや購入に進むことができます。なので、販売中止ということではないと思います。
ネットショッピングで買えるほか、店舗では、ダイソーやキャンドゥーのような100均で売っていることが多いようです。売っていない店舗もあるので、確実に手に入れるには、日程に余裕をもってネットで注文するとよいでしょう。
近年はエアロチョコ 販売中止など人気でも終売となる例も相次いでいるので、販売中止でなくて安心しました。
デコふり販売中止の理由は?
現在も売っているはずのデコふりが販売中止と言われる理由は、主に2つあるようです。
リニューアル
2024年8月にデコふりはリニューアルしています。この時期、商品入れ替えのために一時的に販売数が減った店舗が多かったため、デコふりを見かけなくなったと感じた方もいらっしゃるようです。
以前のデコふりはチャーハン風味など、味の主張が少し強いものでした。リニューアル後はうすしお味となり、どんな具材でも味の邪魔をしにくく、量によって色の濃淡を調整するのも簡単になりました。大幅なリニューアルですね。
販売店舗が減った
現在100均で見ることが多いデコふりですが、以前はスーパーで売っていることも多かったようです。なので、100均であまり食品を買わない方はデコふりを見かけなっていると思います。
発売開始当初と比べると、キャラ弁ブームも落ち着き、幼稚園や保育園では給食も普及してきているので、デコふりが必須という家庭も減ってきているのかもしれません。ですが、やはりデコふりがないとで鮮やかな水色や緑を表現するのは難しいので、販売を続けてほしいですね。
デコふりの代替品
デコふりは手軽で、アレルギーの心配も少ない(少量の乳成分は含まれています)ので、多くの方に重宝されています。そんなデコふりの代替品を調査しました。
デコふわっとは売ってる?
デコふりの類似商品として、以前はダイソーに「デコふわっと」という色付きの削りかまぼこが売っていました。ですが現在は在庫がないようです。
削りかまぼこ自体は売っているところがあります。やはり専門店のものはおいしそうですね。
削りかまぼこ自体、スーパーで頻繁に売っているものではなく、類似品を探すのは難しそうです。
その他のご飯の着色用商品は
ターメリックライスや赤飯など、色付きのご飯は見かけることがありますね。またグアムで見られる赤いご飯はアチョーテの実から作っています。青いご飯はバタフライピーというハーブがあれば簡単にできるようです。手に入れるのは難しい材料もありますが、大量に仕込む場合は検討しても良いかもしれません。
ちなみに北海道の赤飯は小豆ではなく甘納豆を使うため、米の色は食紅でつけています。食紅を使えば色とりどりのご飯にできますね。
色別おすすめ代替品
デコふりのように、ご飯に混ぜて色を付ける方法を紹介します。デコふりは赤、青、黄、緑、オレンジ、ピンクがあり、それを混ぜて紫も表現できるので、その色を紹介します。
色 | 商品 |
赤 | ケチャップ |
青 | かき氷シロップ |
黄 | 卵の黄身 |
緑 | 青のり、ほうれん草パウダー、枝豆 |
オレンジ | にんじんすりおろし |
ピンク | たらこ、鮭 |
紫 | ゆかり、紫芋パウダー |
味の主張が強いもの、水分が多いものもあるので注意が必要ですが、家庭にあるもので代用できる可能性もありますね。
おすすめお弁当レシピ
デコふりを使った色とりどりのレシピを見てみましょう。デコふりがない場合の作り方も紹介しています。
大きな面積で使いたい!色付きの主食
弁当作りに欠かせない主食。これに色を付けるのは比較的簡単にできます。
主食の色の付け方
ご飯やパスタにデコふりをまぜればすぐに色とりどりの主食がつくれます。また、パンケーキの場合は、水にデコふりを溶かしたものを用いて生地を作ると色むらがなく仕上がりやすいです。
デコふりがない場合の作り方も同様ですが、ケチャップなど水分が多いものは炒めて水分を飛ばす、味が濃いものは味見しながらつくるなどの工夫が必要になります。
色付きの主食を使った弁当
色付きのごはんをおにぎりにして、海苔で目をつければキャラ弁で最も大事な顔の部分がつくりやすいです。パンケーキなら型抜きをすれば形を整えることも可能で、さまざまな使い方ができそうです。
パスタの場合は、例えば海や空、地面などの背景が欲しいときに敷き詰めておくのにも便利です。髪の毛を表現するときにも使えます。
卵に色を付ける
比較的どこの家にもあり、栄養満点の卵。これにデコふりや食紅を使って色を付けることでキャラ弁を作る人は多いです。
ゆで卵に色をつける
ゆで卵をゆでてから色水につけると、白身の表面の部分は綺麗に色が付きます。
色水はデコふりがあれば、水にデコふりを溶かすだけで完成。デコふりがなければ食紅などで色を付けた水を使用します。1時間以上つけると色むらが目立たず、綺麗に染まりやすいです。
うずらの卵でつくればちょっとした彩りとして便利ですね。キャラ弁にするならつるつるとした質感を生かしたキャラがおすすめです。
薄焼き卵に色をつける
薄焼き卵をつくるときに、卵白のみ使用し、それに少量の水で溶いたデコふりを混ぜると、色がついた薄焼き卵がつくれます。
焦げたりして茶色くなることもあるので難易度は少し高いです。うまく作れれば、型抜きして小さいパーツも作れますし、おにぎり全体を包むなどの使い方もでき、キャラ弁づくりには便利だと思います。
まとめ
デコふりは現在も売っていて、主に100均で手に入ります。デコふり販売中止の噂の理由は、リニューアルで一時的に販売が減っていたことのようです。
デコふりの代替案はありますが、やはり使い勝手が良くコスパのいいデコふりは、これからもお弁当作りの味方だと思います。