2021年に漫画では既に完結している『進撃の巨人』。2022年にTVアニメでも「ファイナルシーズンPart 2」が放送され、最終話を迎えるかと思われましたが、なんと「完結編」が2023年に持ち越されることが発表されました。
今回は、2023年放送される「完結編」を前に、ファイナルシーズンの進撃の巨人 あらすじを振り返りたいと思います。
TVアニメ進撃の巨人 最終話はまだ未放送!
「ファイナルシーズン」というサブタイトルが付いていたら、誰でも最終話を迎えると思いますよね。それでもまだ終わらないのが『進撃の巨人』!さすが2009年から少年マガジンに連載されていた、超人気漫画が原作なだけありますよすね。
原作漫画は残りあと2巻分
2022年の3月まで放送されていたのは、『進撃の巨人 The Final Season – Part2』。第87話「人類の夜明け」が最後のストーリーとして放送されましたが、これは最終話ではありませんでした。
原作漫画の単行本では、まだ33巻と34巻分が残っています。完結編ではこの部分のストーリーが描かれると予想されます。
進撃の巨人 あらすじは?ファイナルシーズンを振り返る【ネタバレ注意】
ここではアニメのファイナルシーズンの進撃の巨人 あらすじを振り返ります。漫画を読んでいなくて「まだ進撃の巨人 最終話を知らない!」という人でも安心してご覧ください。
ただ、これからアニメシリーズを観るという人は、進撃の巨人 ネタバレにご注意くださいね。
ファイナルシーズンPart 1〜マーレの戦士達〜
シーズン3で壁の向こう側には違う世界があると知ったエレン達。ファイナルシーズンでは、あの調査兵団の海到着から3年後の外の世界、巨人を兵器として戦う「マーレ」の物語から始まります。
戦争に参加する巨人の中には、「鎧の巨人」ライナー、「獣の巨人」ジーク、「車力の巨人」ピークなどの姿があります。その他にも若い戦士、ガビやファルコ、「顎の巨人」ポルコなどが登場します。パラディ島で壁を破壊していた、「エレン達の敵」として描かれていた側の目線でストーリーが展開していきます。
「戦鎚の巨人」の力を保持していたタイバー家の、世界が注目する演説の途中、事態は大きく動きます。マーレに潜入していたエレンが巨人化して暴れ、戦鎚の巨人の能力を奪うため戦います。その直前にライナーと再会するシーンは鳥肌ものです。そして、エレンの援護に現れたパラティ島の仲間達とマーレ軍との戦いが繰り広げられます。進化した戦闘服に身をまとい、少し成長したキャラクター達の登場シーンにも注目です。
ファイナルシーズンPart 1〜パラディ島で起こった3年間が明らかに!〜
反マーレ派義勇兵や、他の国からの技術支援を得ることができたパラディ島の人々は、飛行船を飛ばす技術を得ていました。その飛行船でマーレから引き上げる途中、ガビがライフルを持って乗り込み、サシャを撃ちます。ファルコもガビを追って飛行船に乗り込みます。
サシャの死に怒りと悲しみが溢れる中、なんとその飛行船の中には、マーレ側についているはずのジークの姿が…。そして、パラディ島には、反マーレ派義勇兵のイェレナやオニャンコポンがいます。
一方ガビとファルコは、身分を偽りサシャの両親の家に偶然にも保護されることに。そこには、以前サシャが助けた少女カヤの姿もあります。
そんな中、調査兵団とエレンの間に少しずつ溝が生まれ、エレンの作戦に賛同したフロック率いる新しい勢力「イェガー派」が動き出していました。ミカサとアルミンとの間にも溝が生まれていたところに、エレンが話しにやってきます。ミカサに詰め寄るエレンの真意は一体…。
さらには、ジークの脊髄液が入ったワインを口にした多くの兵士が、巨人化してしまうという地獄のような展開が…。それでもジークと行動を共にしていたリヴァイは、巨人化した仲間達を次々と倒し、ジークを捕えます。
一方、マーレから潜入していたピークがガビやファルコを助けにやって来ます。そこにマーレ軍の飛行船の影が…。
ファイナルシーズンPart 2〜ついに地鳴らし発動〜
攻めてきたマーレ軍とパラディ島の兵団との戦いが始まります。巨人化したエレンとライナーの因縁の戦いが再び実現。
一方ジークは「安楽死計画」を実現させるために、始祖の巨人の力を行使するためエレンに接触しようとします。その計画に賛同しジークの信者となって援護するイェレナ。その計画を知らなかったオニャンコポン。誰が敵で誰が味方なのか分からないそんな混乱の中、ついにジークがエレンに接触し、始祖の巨人の力を使って安楽死計画を実行しようとします。
しかし、エレンはそれを阻止し、他の望みを叶えようとします。エレンの望みは、始祖の巨人の能力を介して全世界のユミルの民に届けられました。
「壁の巨人はこの島の外にあるすべての地表を踏み鳴らす
そこにある命を この世から駆逐するまで」
つまり、エレンはパラディ島の人々を守るため、誰もが恐れていた「地鳴らし」を発動したのです。エレンの地鳴らし発動後、壁から現れた巨人が動き出すシーンは圧巻です。このシーンはオープニングテーマの映像にもなっていますね。
ファイナルシーズンPart 2〜アニ復活!新たな結束が誕生〜
この地鳴らし発動後に、硬化していたアニが長い時を経てついに復活します。そして、ミカサ、アルミン、ジャン、コニー、ハンジやリヴァイ、そしてこれまで敵の立場にあったアニやライナー、ピーク、ガビ、ファルコ、マガト隊長らと共に「地鳴らし」を阻止するために動き出します。
それを良く思わないイェガー派のフロック率いるパラディ島の兵士達と戦いを強いられることになり…。
その頃、海を渡った巨人の大群はマーレに到着し…。
最後に
ファイナルシーズンを振り返ってみましたが、いかがでしたでしょうか。非常に重い雰囲気で「完結編」まで持ち越されましたが、続きが気になって仕方ない人も多いのではないでしょうか。いよいよ2023年、ついに「進撃の巨人 最終話」がアニメで放送されます。まだ放送時期は発表されていませんが、これまでのストーリーをじっくり振り返りながら、楽しみに待ちたいものですね!