今回で第106作目にあたるNHKの連続テレビ小説『ちむどんどん』。4月11日から放送が始まっています!本作は、今年で本土復帰50年を迎える沖縄を舞台に、愛する沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子(ひが のぶこ)と強い絆で結ばれた4兄妹の笑いあり、涙ありの、家族とふるさとの物語です。
今回は、朝ドラ最新作『ちむどんどん』のあらすじやキャストをまとめてご紹介します!
作品情報
今回、脚本を手掛けているのは映画『フラガール』で知られ、連続テレビ小説『マッサン』を担当した、羽原大介氏。ヒロインは、ドラマの舞台となる沖縄県出身の黒島結菜さんです。なんと、黒島さんはオーディションではなく、直接のキャスティングで選ばれたそうです。黒島結菜 スカーレット、マッサンにも出演されており、今回で3作目、しかもヒロインでの出演となります。
主題歌は沖縄出身のアーティスト・三浦大知!
今回の朝ドラ 主題歌を歌っているのは、三浦大知さん。タイトルは『燦燦(さんさん)』です。この曲は『ちむどんどん』のために書き下ろされた1曲です。
三浦大知さんは「とてもあたたかな光を感じられる“手紙”のような1曲、「燦燦」が完成しました。みなさんの心のそばにそっと置いてもらえるような、そして聴いてくださったみなさんが大切な人へ贈りたくなるようなそんな曲になれば嬉しいなと思います」とコメントされています。穏やかに通り過ぎる風を感じ、胸躍らせる雰囲気が伝わってくる素敵な1曲だと思います。
タイトルの『ちむどんどん』って?
タイトルの『ちむどんどん』不思議でほっこりする言葉ですね。一体どんな意味があるのか調べてみると、沖縄の言葉で「ちむ」は「肝」という言葉がなまったものだそう。「肝」は、心情や情などのことも指します。そのため、「ちむ」の後ろに「どんどん」をつけると、「胸が高鳴る様子」ということになり、「胸がドキドキする、心が落ち着かない」という意味になります。
登場人物/キャスト
それでは、ここからは登場人物とキャストを一覧でご紹介します。
比嘉家
- 比嘉暢子(次女)/黒島結菜
- 比嘉優子(母)/仲間由紀恵
- 比嘉賢三(父)/大森南朋
- 比嘉賢秀(長兄)/竜星涼
- 比嘉良子(長女)/川口春奈
- 比嘉歌子(三女)/上白石萌歌
比嘉家を取り巻く人々
- 比嘉賢吉(大叔父)/石丸謙二郎
- 砂川智(豆腐屋の息子)/前田公輝
- 喜納金吾(製糖工場の息子)/渡辺大知
- 前田善一(共同売店店主)/山路和弘
- 石川博夫(教員)/山田裕貴
- 下地響子(音楽教師)/片桐はいり
- 新垣のおばぁ/きゃんひとみ
- 安室のおばぁ/あめくみちこ
- マスター(バーガー屋店主)/川田広樹
- 青柳和彦(東京から来た友人)/宮沢氷魚
- 青柳史彦(和彦の父)/戸次重幸
- ー東京・銀座「アッラ・フォンターナ」
- 大城房子(オーナー)/原田美枝子
- 二ツ橋光二(料理長)/高嶋政伸
- 矢作知洋(厨房の先輩)/井之脇海
東洋新聞
- 大野愛(和彦の恋人)/飯豊まりえ
- 田良島甚内(デスク)/山中崇
養豚場
- 猪野寛大(経営者)/中原丈雄
- 猪野清恵(寛大の娘)/佐津川愛美
鶴見・あまゆ 下宿先の人々
- 平良三郎(県人会会長)/片岡鶴太郎
- 平良多江(三郎の妻)/長野里美
- 金城順次(あまゆ店主)/志ぃさー(藤木勇人)
ここまでのあらすじ
物語は、1964年沖縄本島北部のやんばると呼ばれる地域から始まります。やんばる村で暮らすサトウキビ農家の次女・比嘉暢子は、お転婆で食いしん坊な少女でした。家は貧しく苦しい状態でしたが、地域の人々と助け合いながら大自然の中で明るくのびのびと暮らしています。そんなある日、東京からやってきた青柳和彦と出会ったことで、比嘉暢子は見たこともない料理を口にする機会を得て、料理の美味しさに心躍らせます。
日々の貧しさは一向に変わらず、出稼ぎを予定していたある日に父が心臓発作で倒れ、帰らぬ人となってしまいました。残ったのは500ドルの借金。そのため、母・優子は土木現場でも働き始めるものの、過労と心労で倒れてしまいます。折しも、東京に住む賢三の叔母から「兄妹のうち一人を養子に」という話がありましたが、家族は力を合わせて苦しさを乗り切ります。こうして7年後の1971年、暢子は17歳になります。
最後に
この記事を書いている現在は、第3週『悩めるサーターアンダギー』も残り1話。片桐はいり、渡辺大知など新キャラクターが続々登場しており、物語はさらに面白くなりそうな予感です。どうやらマウント女子も現れたようで、SNSでは恋のライバル現る?!と盛り上がっています。気軽に沖縄へ遊びに行くのは、今の世の中ちょっと難しいですが、沖縄料理で雰囲気は味わえそうですよね(笑)この記事を書いていて沖縄料理が無性に食べたくなってしまったので、どうにか食べれないか検索してみよーっと。