子どもが大好きなお菓子。大人でも「お店にあって懐かしいから買った」という経験がある人も少なくないでしょう。一方で「最近見かけなくなった」「好きだったのに生産終了というニュースを聞きショック」ということもあるかと思います。
今回は生産終了になったお菓子は何があるのか?消えてしまったお菓子をまとめていきます。
もう食べられない!?生産終了になったお菓子
ではまず限定発売もなくなってしまった、生産終了になったお菓子をまとめていきます。
らあめんババア
インパクト抜群の名前とパッケージのらあめんババアは「よっちゃんいか」でおなじみのよっちゃん食品工業が1994年ごろから販売していました。希望小売価格1袋20円(税別)という手ごろな価格で子どもたちに人気でした。
しかし新型コロナの影響や原料価格の高騰により、2020年8月で終売したことが発表されました。
チューペット
凍らせて食べるとおいしいチューペットは1975年に前田産業が製造・販売していたポリ容器飲料。実は生産終了になったお菓子で、現在出回っているのはチューペットではなく類似品です。
2009年5月から生産工程上の不具合により休止、その後再開の目途が立たないということで生産終了のお菓子になってしまいました。
わたパチ
わたパチは明治が1988年ごろに発売した商品。口に入れるとパチパチ音がして、刺激的で楽しいお菓子でした。類似品はあるものの、2016年ごろに生産終了のお菓子となってしまいました。終了の理由は明らかになっていません。
ポルテ
ポルテは明治が1995年に冬限定商品として発売したチョコレート菓子。外側はサクサクで中にはホイップクリームが入っていて、なめらかな味わいを楽しめました。
20年以上愛されたお菓子でしたが「商品の集中と選択に力を入れる」という理由で2017年に生産終了のお菓子となってしまいました。
まだ食べられるかも?全国販売を終了したお菓子
「最近見かけない」というお菓子の中には、完全に生産終了になったのではなく「全国販売を終了した」というお菓子もあります。代表的なものを見ていきましょう。
カール
1968年に明治から発売されたカール。トウモロコシを原料にした、カレー味やチーズ味などのサクサクしたお菓子でしたね。
こちらは生産終了になったお菓子ではなく、2017年に東日本での販売が終了となったお菓子です。販売規模が低迷し、何とかブランド存続の可能性を模索したところ西日本限定発売という形を取ったそうです。東日本の方が西日本に出かけた際には探してみるのも良さそうですね。
サイコロキャラメル
サイコロキャラメルは1927年に明治から発売されていたキャラメル。サイコロ型の箱に入ったキャラメルで印象に残っている方もいらっしゃると思います。残念ながら2016年3月に生産終了のお菓子となってしまいました。
しかし2016年の6月に明治の子会社である道南食品の工場がある北海道限定で復活。全国発売はされていませんが、北海道土産として見かけたら買ってみるのもいいですね。
チェルシー
チェルシーは1971年に明治から発売されたキャンディー。バタースカッチ味やヨーグルトスカッチ味などが発売され、パッケージのデザインも印象に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
50年以上愛されたチェルシーですが、キャンディーの市場が以前より縮小し、収益性が悪化したため2024年3月に発売終了が発表されました。しかし北海道限定で「生食感チェルシーバタースカッチ味」が販売されています。
まとめ
今回は生産終了になったお菓子は何があるのか?消えてしまったお菓子をまとめてきました。メジャーなもの、当たり前に売っていたものでも生産終了のお菓子になってしまうものですね。物価高騰で今後嫌な流れにならなければいいなと思います。
一方地域限定で販売していたり、もしかしたら奇跡の復活をしたりということもあるかも知れません。その時はぜひ手に取り、懐かしい味を楽しみたいですね。