思春期の子を持つ親必見!知っておきたいファーストピアスの知識

思春期の子を持つ親必見!知っておきたいファーストピアスの知識

若い子たちもこぞって開けるピアス。現代では、私たちのおしゃれに欠かせないアイテムとして、性別関係なくピアスを楽しむ人が増えてきていますね。そんなピアスを初めて開けるという意味の「ファーストピアス」。ファーストピアスは大人だけでなく、中高生のお子さんに該当するケースも多いでしょう。間違ったままファーストピアスを開けてしまうと、思わぬ感染症や病気を引き起こす可能性もあるんです。親御さんもしっかりと知識をつけておき、安心・安全にピアスデビューをしてくださいね。

目次

ファーストピアスの流れを見てみよう

ファーストピアスを開ける際には、まずどんなことから始めれば良いのでしょうか?簡単な流れを見ていきましょう。

未成年者の場合は、保護者の同意を得る

病院やクリニックでピアスを開ける場合には、未成年だと保護者の同意書が必要になります。ピアスを開ける予定の病院やクリニックで書類を受け取り、保護者の方にサインをもらいましょう。

穴を開ける場所を決める

ピアスを開ける準備が整ったら、次に穴の場所を決めます。一般的なのは耳たぶで、ピアスホールを開ける際にも一番、痛みが少ないといわれています。耳たぶといっても、あまり下の方に開けてしまうと、重いピアスを装着した際に耳たぶが裂けてしまうこともありますから、耳の端から5mm程度の場所を選びましょう。慣れてきたら、軟骨に開けたりするのもオシャレですよね!

穴の開け方を決める

穴を開ける際、自分でやるのか友人に頼むのか、病院へ行くのか、様々な方法があります。安心・安全なやり方を選んでくださいね。

  • 自分で開ける:ピアスガンやピアッサーを使用するが、斜めに開けてしまう失敗が多い
  • 友人に開けてもらう:ピアスを開けるのは医療行為なので、違法になることもある
  • 病院で開けてもらう:皮膚科や形成外科、美容外科、耳鼻科などでピアスを開けてもらうことができ、片耳約5000円が相場
  • ピアススタジオ(ピアスの穴開けを専門的に行っているショップ)で開けてもらう:病院よりもリーズナブルだが、医師免許を持たないスタッフが対応することもあるので注意が必要

穴を開けたら正しくケアを続ける

ピアスホールを開けたら、穴が安定するまで数週間~数ヶ月かかります。長いと、半年以上もピアスホールが安定しない人もいるのです。ファーストピアスは、その間ずっとつけっぱなしにしておくものなので、とても長いお付き合いになるのですね。今ではオシャレなファーストピアスもたくさんありますから、つけっぱなしでもテンションが上がりますよ。ではここから、ピアスホールが安定するまでの流れを見ていきましょう。

ピアスホールが出来上がるまでの過程を見てみよう

ファーストピアスを開けてすぐに穴が安定するわけではなく、ピアスを開けてから数年経過しても、すぐに塞がってしまうこともあるんですよ。

  1. ピアスガンやピアッサーを使用して、耳たぶに針を刺します。細菌感染を防ぐべく、事前にしっかり耳たぶを消毒します。
  2. スタッドと呼ばれる針が貫通したら、キャッチで固定し、そのまま約1ヶ月間過ごします。1日1回は、専用の消毒液で消毒しましょう。消毒する際もスタッドは外さずに、その上から穴の中まで届くように、消毒液を流して清潔に保ちます。
  3. 1ヶ月もすると、トンネル状になったピアスホールの壁が、皮膚で覆われるようになります。
  4. スタッドを外せば、ピアスホールの出来上がりです!安定まで半年くらいはかかります。

ファーストピアスを早めに外してしまうとどうなる?

ピアスホールが安定するまでの期間は、人それぞれ。もともと傷口の治りが早い人や、ピアッサーではなくニードルと呼ばれる細い針で開けた人は、安定するのが早いなどトラブルが少ないといわれています。ファーストピアスは1ヶ月間つけっぱなしにするのが鉄則ですが、アルバイトや学校があるために、早めに外してしまうケースも多いのだとか。そうすると、ピアスホールの完成を遅らせることになるのはもちろん、場合によっては穴が塞がってしまうことも。ピアスホールを触ってみて、分泌液が出なかったり痛みがなかったりするようであれば、”安定した”と思って良いでしょう。

ちなみに、ファーストピアス期間中に学校やアルバイトがある場合には、上からベージュの絆創膏を小さく切って貼ることで、目立ちにくくなりますよ。

こんな人はピアスを開けないほうがいいかも

体質によっては、ピアスをしない方が良い人もいます。以下に該当する人は、注意してくださいね。

  • ケロイド体質の人(ケガや手術痕が赤く盛り上がる)
  • 出血が止まらなくなる病気を抱えている
  • 抗血栓薬を服用している
  • 重度の金属アレルギーがある
  • 消毒薬でかぶれたことがある
  • 重度のアトピー性皮膚炎を持っている
  • 面倒くさがりで、ピアスホールのケアができない

自分が該当するか分からない場合には、病院で診てもらうのが一番ですよ。

まとめ

思春期のお子さんがいるご家庭でもぜひ知っておきたい、ファーストピアスについての知識。誤ってしまうと、思わぬ皮膚トラブルや感染症を引き起こすこともありますから、清潔に、安全に保って、その後のおしゃれを思い切り楽しみましょう!

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この記事を書いた人

大阪に暮らす主婦です。
お得情報や暮らしのお役立ち情報を発信しています。

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