2022年に日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した吉川愛さん。実はかつて子役として活躍、一度引退してから再度スカウトで芸能界に戻ってきた異色の経歴の持ち主なんです。
今回は吉川愛さんの経歴について紹介しますよ。
吉川愛のプロフィール
- 本名：吉田里琴（よしだりこと）
- 生年月日：1999年10月28日
- 年齢：23歳（2023年9月現在）
- 出身地：東京都葛飾区
子役時代は本名で活動、芸能界復帰以降は現芸名の「吉川愛」で活動されています。芸能界で仲良しなのは桜田ひよりさんと斉藤なぎささん。憧れの女優には二階堂ふみさん、大好きな女優には天海祐希さんを挙げていますよ。ちなみに、子役時代は同じ子役のダコタ・ファニングを目標としていたとのことです。
吉川愛の経歴
3歳で芸能界入り
2002年、3歳の時に芸能界入りした吉川愛さん。当時の所属事務所はムーン・ザ・チャイルド、デビューは5歳の時のコカ・コーラ「爽健美茶」のCMでした。その後もヤマハ、マクドナルドなど、有名企業のCMに多数出演しましたよ。ドラマデビュー、映画デビューは共に2006年のことでした。
「メイちゃんの執事」で鈴木亮平とコンビに
吉川愛 子役時代の代表作の一つが、2009年のフジテレビ系ドラマ「メイちゃんの執事」。お嬢様一人一人に専属執事がつくという設定のドラマで、吉川愛さんが演じたのは幼くして天才であったお嬢様役。その執事役を演じていたのが鈴木亮平さんでした。時は流れて2022年、二人は日本アカデミー賞の場に同席し、鈴木亮平さんのSNSには当時の役柄を再現するかのようなツーショットが投稿されましたよ。「素敵な大人になられました」と添えられたその投稿に、当時からのファンは感激だったようです。
「メイちゃんの執事」再会が話題・鈴木亮平、“みるく様”吉川愛にひざまずく2ショット公開「素敵な大人になられました」 – モデルプレス (mdpr.jp)
2016年に芸能界を引退
子役から中学生、高校生となる中でも様々な作品への出演を続けていた吉川愛さん。出演作品の中には「リーガル・ハイ」などの名作もありましたが、2016年4月1日、学業に専念することを理由に引退を発表しました。当時は「芸能界の仕事には一切の未練もない」としており、引退中はパンが大好きなことからパン店でアルバイトを経験するなど、一般の女子高生として過ごしていたようです。
一年後に芸能界復帰
しかし、引退から一年後に再び芸能界に戻ってくることに。なんと研音のスタッフが吉川愛さんのことを元子役だと知らずにスカウト、その際芸能界への未練に気付いた吉川愛さんが女優業復帰を決意したという流れです。芸名も変えての、心機一転の再デビュー。デビュー作は2017年7月クールで放送された日本テレビ系ドラマ「愛してたって、秘密はある。」でしたよ。
重要人物や声優などに挑戦
2019年1月クールのTBS系ドラマ「初めて恋をした日に読む話」や2020年1月クールのTBS系ドラマ「恋はつづくよどこまでも」では主人公の恋のライバル役を好演。注目を浴びるようになります。また、2021年3月公開のディズニー作品「ラーヤと龍の王国」では主人公、ラーヤ役を演じました。なんと声優の仕事はこれが初めて。初挑戦で主人公役を演じたのですね。2020年放送開始のフィッティ CMも好評でした。
初主演にアカデミー賞新人賞受賞と活躍中！
2021年4月クールの日本テレビ系ドラマ「カラフラブル〜ジェンダーレス男子に愛されています。～」で板垣李光人さんとのW主演という形で連続ドラマ初主演を果たした吉川愛さん。2022年4月クール放送のTBS系ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」でも主演を務めるなど、主演作も増えてきています。また、2021年7月公開の映画「ハニーレモンソーダ」ではヒロイン役を演じ、同作で第45回日本アカデミー賞新人賞を受賞していますよ！
最後に
今回は吉川愛さんの経歴などについて紹介しました。
運命的な芸能界復帰を果たし、様々な作品に引っ張りだこの吉川愛さん。これからの活躍にも要注目です！
