環境にやさしい洗剤として人気の「フロッシュ(Frosch)」。ドイツ生まれのエコ洗剤として、日本でも愛用者が増えています。一方で、検索すると「買ってはいけない」「泡立たない」などのネガティブなワードも見られます。家電では「買ってはいけないドライヤー」という検索があるように、日用品でも「失敗したくない」という心理からネガティブなワードが検索される傾向がありそうです。なぜそのように言われるのか、本記事では実際の評判をもとに整理します。
フロッシュとは?
フロッシュ(Frosch)は、先進国ドイツで生まれたサステイナブル・ハウスケアブランドです。植物由来の洗浄成分を使用し、環境への負荷を最小限に抑える「自然に優しい」食器用洗剤がメインの商品となっています。手肌にも優しい弱酸性で、カエルのロゴが特徴的です。日本国内では、旭化成ホームプロダクツが販売をおこなっています。
フロッシュを買ってはいけないのはなぜ?
フロッシュを買ってはいけないといわれるのはなぜなのでしょうか?その理由に迫ります。
泡立ちが弱いと感じる人がいる
フロッシュを使っている人の中には、泡立たない・泡立ちが悪いと感じる人がいるようです。フロッシュの洗剤は一般の食器用洗剤に比べて、手肌に優しい弱酸性のため泡立ちが弱い傾向があります。
なぜ肌に優しいと泡立ちが弱くなるの?
弱酸性の洗剤は、肌への優しさを優先した界面活性剤の成分と、液体(ph)が泡の安定性を保ちにくいためです。肌に優しい低刺激な界面活性剤は、汚れを落とす効果はあっても泡を大量に作る力(起泡力)が低いといわれています。また、汚れ(脂)と混ざった際に、中性洗剤よりも泡が消えやすい性質を持っているため、肌・環境に優しい=泡立ちが弱くなるということのようです。
フロッシュは本当に泡立たないのか?
結論を先にお伝えすると、「一般の食器用洗剤と同じ使い方では泡立ちが弱い」ようです。しかし、フロッシュならではの洗い方をすれば、食器を洗うのに十分な泡立ちが期待できそうです。
正しいフロッシュの使い方
一般の食器用洗剤はスポンジに洗剤をつけ洗いますが、フロッシュの洗はスポンジに直接つけるのではなく、洗い桶などに水と洗剤を入れて、「つけ置き洗い」をするのが正しい方法とのことです。この方法は、本場ドイツでも推奨されている洗い方になります。水1lに対して0.6mlの洗剤をいれ、食器や調理道具をつけて洗います。洗い桶やボウルに先にフロッシュをいれてから、水やぬるま湯を注ぐと、もこもこの泡が出来上がるとのことです。日本ではあまつけ置きをして洗う家庭が少なく、買わないほうがよいという声が上がっているのかもしれません。
価格がやや高めという声
フロッシュの洗剤は他の洗剤に対してやや高めという声もありました。フロッシュは輸入品であり、植物由来・低刺激性ということもあり、300ml程度で280~330円前後で販売されていることが多いです。それに比べてキュキュットなど国産の一般的な洗剤は240~300ml前後で、200~300円程度で販売されていることが多く、同じ容量で比べても、やや高い傾向にあるとはいえます。
頑固な油汚れには物足りない?
フロッシュを使用している方の中には、頑固な油汚れには物足りないという声も多数見られました。唐揚げやカレー皿を洗うときは「何度も洗剤を継ぎ足さないといけない」という口コミもありました。価格がやや高いことにプラスして、何度も洗剤を継ぎ足さないといけないため、消費が早くコスパが悪いという点も「買ってはいけない」という評判につながっていると思われます。
フロッシュはどんな人に向いている?
ここまでフロッシュが、買ってはいけないといわれている理由をご紹介しました。ここからはどんな人に向いているのか、どんな人に向いていないのかも考えていきます。
手肌のやさしさを重視する人
前半でも紹介した通り、手肌への負担を最低限にしたい人、普段の水仕事などで肌荒れをすでにしてしまっている人、一般の食器用洗剤では肌が荒れてしまう人にはおすすめといえます。また、手洗いをする際のゴム手袋にアレルギーなどがあり、手袋を使えない人にも向いています。
環境・エコ志向の人
フロッシュの成分が手肌や環境に優しいとお伝えしてきました。しかし、それだけではなく、ボトルもドイツの家庭から回収された100%リサイクルPETを使用しています。また、フロッシュの成分は自然界に存在する微生物によって「水」と「二酸化炭素」にほぼ100%分解され自然に還ります。成分やボトルだけではなく、原料調達~生産~運ぶという生産におけるすべてのプロセスにおいて、環境に配慮して作られており、エコ志向が高い人にはとても魅力的な洗剤です。
つけ置き洗いができる人
フロッシュの公式からもつけ置き洗いが推奨されていると紹介をしました。しかし実際はなかなかつけ置き洗いを常にしている家庭は少ないかもしれません。実際に口コミでもスポンジに「何度も継ぎ足す」というコメントが多く、つけ置き洗いをしていないことが推測されます。つけ置き洗いができる、というより、つけ置き洗いを自身の生活に組み込むことができる家庭や、地震のペースで生活できる独り暮らしの人にはおすすめといえます。
フロッシュに向いていない人は?
一方で、強力な泡立ちや頑固な油汚れへの即効性を重視する人には、やはりフロッシュはやや物足りなく感じる傾向があります。一般的な食器用洗剤友比べて価格もやや高いため、コスパ重視の人には不向きといえます。また、しっかり泡立つタイプに慣れている人は、使用感の違いに違和感を覚える人もいるかもしれません。コスパと洗浄力を最優先としている人には合わないこともあります。
まとめ
ここまでフロッシュを買ってはいけないといわれているのはなぜなのか、本当に泡立たないのか、フロッシュの特徴や正しい使い方を含めてご紹介しました。泡立たないといわれていますが、その理由は肌への負担や環境への配慮を突き詰めた企業努力だということもわかりましたね。
自身の生活にあった食器用洗剤をぜひ使ってみてください。









