ジェニーちゃんは80年代から90年代にかけて女の子に愛されたお人形ですが、残念ながら販売中止になってしまいました。リカちゃんは令和になってもリニューアルされていますが、なぜジェニーちゃんはなくなってしまったのでしょうか?
今回は、ジェニーちゃんが販売中止になった理由や、復活したという話題をお届けします。
ジェニーちゃんが販売中止になった理由
ジェニーちゃんが販売中止になった理由は次の通りです。
- 需要の低下
- 品質の低下
- 経営方針の変更
リカちゃんはよく見るけどジェニーちゃんは見かけないな、と思っていた人も多いのではないでしょうか。ジェニーちゃん派だった人にとっては寂しい限りですよね。なぜジェニーちゃんが販売中止になってしまったのか、それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
需要の低下
ジェニーちゃんが販売中止になった1つ目の理由は、需要の低下です。非常にシンプルな理由ですが、時代とともに子供たちの遊び方は大きく変わりました。
人形全般の需要がなくなったというわけではありませんが、ジェニーちゃんのような着せ替え人形ではなくメルちゃんなどお世話をする用のおもちゃの方が人気です。
昔と違い可愛いデザインの子供服が多いので、憧れの洋服を人形に着せて遊ぶという概念もないのかもしれませんね。
品質の低下
ジェニーちゃんが販売中止になった2つ目の理由は、品質の低下です。ジェニーちゃんは2000年代に入るまで国内で製造されていましたが、コスト削減のため中国で製造されるようになりました。
上の画像を見るとパッと見は違いなど無いように見えますが、よく見ると髪の毛はグシャッとしていて表情も日本製の方が明るい気がします。コストと同時に品質が下がってしまったため、購入者が激減してしまいました。
経営方針の変更
ジェニーちゃんが販売中止になった3つ目の理由は、経営方針の変更です。ジェニーちゃんの販売元であるタカラトミーは、人形の販売をリカちゃんに絞ることに決定しました。
決定的な理由は不明ですが、当時の社長にジェニーちゃんへの興味がなかったともいわれています。リカちゃんより人気がないのならわかりますが、単に個人の好みによって販売中止になったのだとしたら非常に残念ですよね。
ジェニーちゃんは復活した?
ジェニーちゃんは2023年に復活しています。最近の80年代ブームやSNSでの投稿が流行していることなどが復活の理由となっているようです。昔と違い、ターゲットが大人に変わったことで売上が見込めると判断されたのでしょう。
令和版のジェニーちゃんはリカちゃんのお友達として復活しています。やはり子供の頃に遊んでいた人が喜んで購入しているようですね。
ジェニーちゃんを買えるのはどこ?
ジェニーちゃんを買える主な場所は以下の通りです。
- おもちゃ屋さん
- ネットショップ
ただし、昔のものと復活したものは販売している場所が異なります。残念ながら昔のジェニーちゃんは既に製造されていないため、買える場所が限られているというのが現実です。
復活した商品は中国製なので、日本製にこだわるのであれば昔のジェニーちゃんを探してみましょう。
おもちゃ屋さん
ジェニーちゃんを買える1つ目の場所は、おもちゃ屋さんです。復活したジェニーちゃんは全国のおもちゃ屋さんやデパートなどのおもちゃ売り場で販売されています。令和版のジェニーちゃんなら手に入りやすいといえるでしょう。
反対に、昔のジェニーちゃんはおもちゃ屋さんでは買えません。量販店のおもちゃコーナーでも販売されていないので、ご注意ください。
ネットショップ
ジェニーちゃんを買える2つ目の場所は、ネットショップです。復活したジェニーちゃんはタカラトミーモールをはじめ、Amazonや楽天で販売されています。
また、メルカリなどのフリマサイトでは昔のジェニーちゃんが売られていることがあるので、販売中止になった商品が欲しい場合はチェックしてみましょう。ただし、偽物が出品されていることもあるため、購入の際はご注意ください。
ジェニーちゃんの販売中止の理由まとめ
今回は、ジェニーちゃんが販売中止になった理由について解説いたしました。販売中止になったのは、需要の低下や品質の低下、経営方針の変更などが理由です。
しかし、近年のレトロブームで大人からの需要が高まっているため、令和版ジェニーちゃんが復活しています。新しいジェニーちゃんはおもちゃ屋さんで購入できますが、昔のジェニーちゃんはネットショップを探してみてくださいね。