かつて日本でも流行していた炭酸飲料水「オランジーナ」。最近はスーパーマーケットでもあまり見ないような気がしますよね。
今回はオランジーナが販売中止になったという噂について調査しました。
オランジーナとは
オランジーナとはフランスでコカ・コーラをも凌ぐ人気を誇る柑橘系炭酸飲料ブランドです。1936年にアルジェリアで発売され、戦後にフランス本土で広まって次第に国民的な飲料品となりました。
1962年にオランジーナ社が設立されましたが、オランジーナ社は2009年にサントリーに買収され、2012年より日本仕様のオランジーナがサントリーフーズより販売されました。販売当初は予想を大きく上回る販売を記録するなどヒット商品となりましたよ。
オランジーナが販売中止に!?
そんなオランジーナ ですが、販売を中止してしまったという噂が。サントリーのホームページを調べてみると、「オランジーナ エアリー」という商品が現在も販売されているようです。
オランジーナエアリーは2022年5月より日本で販売されている飲料で、「飲んだ方に軽やかな気分になっていただきたい」という想いが「Airy」というネーミングに込められているのだとか。
オランジーナ販売中止は嘘とは言えない
現在サントリーのホームページを見る限り、このオランジーナエアリーは販売されているものの「オランジーナ」という商品はホームページにも掲載されておらず、オランジーナエアリーが完全にオランジーナのポジションに収まっているようです。
このオランジーナエアリーは「味はそのまま商品名だけ変わった」というわけではなく、味もパッケージも大幅にリニューアルされているため、「オランジーナが販売中止になった」というのは決して嘘とも言えないのですね。
日本のオランジーナの歴史
2012年に日本で販売開始され、爆発的な人気を得たオランジーナは2017年3月に一度パッケージデザインを変更し、日本での発売以来、初めて味の変更も行われました。当時商品名は「オランジーナ」のままだったようですね。
そして2022年、日本での販売10周年のタイミングで再び大々的なリニューアルを敢行。オランジーナは大体5年でリニューアルが行われているのですね。この流れを見てみると、「オランジーナエアリー」が「オランジーナ」の正当後継商品であることが分かると思います。
オランジーナの同類商品は?
オランジーナといえば、かつて様々な派生商品を展開していましたよね。「土の味がする」というインパクトのある口コミから賛否両論の話題商品となった「レモンジーナ」を始め、「ブラッドオランジーナ」「ハニーレモンジーナ」「オランジーナ ホリデーミックス ウィズベリー」などその種類は多岐に渡りました。
ですがオランジーナエアリーへと刷新された現在は、以前ほどのバリエーションは見られません。2023年には冬季限定として「オランジーナエアリー マスカットブレンド」が発売されていました。
オランジーナはなぜ販売中止になった?
リニューアル後のオランジーナは糖質を抑え、幾分薄味な感じに。カロリーも減り、「軽やか」の謳い文句通りの仕上がりになっていますが、口コミを見ると「前のほうが美味しかった」という人も少なくはありません。どうして従来のオランジーナは販売中止になってしまったのでしょうか。
時の流れの中でどうしても消費者のニーズは変わっていくもので、従来のオランジーナが現在のニーズとは少し外れているとサントリー側から判断されてしまったのかもしれません。もしかしたら、データとして売上や人気が落ちているという情報が入っていたのかもしれませんね。
最後に
今回はオランジーナが販売中止になったという噂の真相などについて紹介しました。人によって好みはありますが、オランジーナエアリーも美味しい飲料であることに違いはありませんよ。皆さんもぜひ一度試してみてください。